属(ぞく)は、生物分類のリンネ式階級分類における基本的階級の1つ、および、その階級に属するタクソンである。 属は科 (分類学) 科の下・種 (分類学) 種の上に位置する。属の下に亜属をもうけることがある。 生物は、それぞれに一定の特徴を持ち、それ以外のものとはある程度以上明確に区別できる種 (分類学) 種という単位からなっている(というのが一応の一般的判断である。異論はあるが)。それらを比較し、体系的にまとめようとするのが分類学であるが、このとき、基本的な体の構造や性質がほとんど共通であり、些細な部分でのみ区別できる種のまとまりを真っ先に考える。これが属(ぞく 英:genus, pl.:genera)である。 この場合、どのような形質が基本的であり、どのような形質が些細であるかは、その分類群により異なっており、より自然分類に近づくように、それらを選ぶのが分類学者の判断である。たとえば種子植物であれば、一般的には花の構造や雌しべの内部の構造、維管束の配置などはより基本的なものであり、花の色、葉の形などはより些末な形質であると見なされている。つまり、植物全体の姿や花の構造がほぼ同じで、花の大きさや色と葉の形が違っていて、それらに中間型がなければ、それらを同属の別種と考える。 ・・・属 (分類学)に関する詳細記事
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